
問題なく使用できるからと言って修理せずにそのまま使用している方は要注意!
本記事では画面割れの原因と対処方法を紹介しています。
また、万が一画面が割れたしまったときの修理方法も併せて紹介していますので参考にしてください。

その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。
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iPhoneの画面が割れてしまう原因
iPhoneの画面にひび割れが入ってしまう原因の多くを占めるのが落下による事故のようで、誰しもスマホを落とした経験があると思います。
胸ポケットに入れていたiPhoneをかがんだ際に落とし、画面を割った経験がある人もいるのではないでしょうか。
実はiPhoneの画面に使用されているガラスは「ゴリラガラス」という特殊ガラスで、高い透明度と強度が売りのガラスですが、強い衝撃を与えると画面が割れてしまうことがあります。
まずはiPhoneの画面が割れてしまう原因をおさらいして対策を行っていきましょう。
落下による衝撃
前述したように画面割れの原因堂々の一位は落下による衝撃です。
iPhoneの画面ガラスは強化ガラスのため水平に落下しても尖った石などがなければあまり画面が損傷することはないようで、主に側面から着地したときに破損してしまいます。
iPhoneは精密機械なので落下の衝撃がフレームを歪めることで落下エネルギーが一点に集中して割れてしまうため、いくら強力なゴリラガラスであっても耐えられず割れてしまいます。
画面の圧迫
画面の圧迫が原因となってiPhoneの画面が割れてしまうことも稀にあります。
こちらはカバンの中でボールペンやモバイルバッテリー等の硬いものが画面に接触し、満員電車などの圧力が一点に掛かり続けることでの破損です。
画面割れを防ぐためには
上記で紹介したように画面割れの原因やメカニズムがわかったところで対策を講じましょう。
まず大事になるのは割れないための工夫です。原因の多くを占めるiPhoneの落下を中心に対策していきましょう。
スマホカバーを装着する
最近ではさまざまなデザインのものが販売されているためスマホカバーに入れずに持ち歩く方は減っています。
スマホカバーはおしゃれだけでなくスマホを衝撃から守るためにも装着しておくことをおすすめします。
下記ではスマホカバーの代表例をメリット・デメリットとあわせて紹介しているのでカバー選びの参考にしてください。
手帳型ケース
手帳型のケースの特徴は本のように表紙がついているため衝撃や傷から確実に守ってくれる安心感でしょう。
物によっては鏡やカードケースの機能がついているものもあり、機能性や使い勝手の良さも人気につながっています。
- 画面の傷からもiPhoneを守れる
- 交通系ICカードなどの収納が可能
- 覗き見されづらくプライバシーを守れる
- 特性上熱がこもりやすい
- 表紙を開く手間がある
- 厚くなるためポケットなどに入れづらい
ソフトケース
ソフトケースは主にシリコンなどの柔らかい素材で作られたケースで、クッション性の高さが売りです。
摩擦が大きい素材なので手から滑って落下することも少なく不意の事故も防ぎやすいです。
- 落下時の衝撃をある程度吸収できる
- 滑りづらい素材
- 安価でデザインが豊富
- 滑りづらさが原因でカバンのなかで引っかかる
- 細かなゴミが付着しやすい
- 画面側の保護機能は低め
ハードケース
ハードケースはプラスチックなどの硬い素材で作られたケースで大人しめのデザインが多く販売されています。
- 落下時の衝撃をある程度吸収できる
- 軽くて持ちやすい素材
- 安価でデザインが豊富
- ケース自体の破損がある
- 取り外し時に傷をつける可能性がある
バンパーフレーム
バンパーフレームは主に側面に取り付けるスマホカバーで、金属製の製品が多いです。
デザインの多様性は少ないものの、余計なパーツがないためスタイリッシュに扱えます。
- iPhoneのデザイン性を活かせる
- 熱がこもりにくく本体に優しい
- 背面の保護機能が弱め
- 純正以外の充電器が使えない可能性がある
- ネジを使うなど着脱が複雑な製品もある
画面フィルムを貼る
ここまではiPhone全体を守るカバーについて解説をしてきましたが、ここからは画面に貼る保護フィルムに焦点を当てて解説します。
画面フィルムは画面から落下したときに画面を守る最後の砦となる重要な役割を担います。
ガラスフィルム
ガラスフィルムは表面硬度が高いため傷などからも画面を守ってくれます。
画面と同じで硬い素材のため貼る際に気泡が入ってしまうこともほぼなく、画面もくっきりと見えます。
一方でPET素材のものと比較して厚めなので使用するスマホカバーによっては干渉してしまうこともあるので注意しましょう。
保護フィルム
保護フィルムは主にPET素材で作られます。薄くて柔らかいため画面との段差をほぼ感じないのが特徴です。
安価で購入ができるものも多く、入手しやすいのも大きなメリットでしょう。
短所としては素材が柔らかく、貼り付ける際に気泡が入り失敗しやすいため、コツが必要な点でしょうか。
アンチグレアタイプ
アンチグレアタイプのフィルムは光沢がなく、画面反射を抑えてくれるのが特徴で、触ってみるとすこしさらさらした印象を受けるように感じます。
アンチグレアは指ざわりがなめらかのためゲームをプレイすることが多い方にはおすすめのフィルムです。
表面が凹凸に加工されており、指紋がつきにくいことから比較的きれいに保てるのもメリットでしょう。
アンチグレアは表面につや消しの加工がされていることもあり、他の保護フィルムと比較して画面があまりきれいに見えない点はデメリットです。
ブルーライトカット
最近ではメガネなどでも採用されているブルーライトカット機能ですが、保護フィルムについているものもあります。
目が疲れやすい方や長時間使用する方はこのタイプを使用することで疲れ目の対策になることがあります。
ブルーライトを抑えるためにフィルムに色がついているため、変えたばかりの方は慣れるまで少し違和感を感じるかもしれません。
バンカーリングをつける
iPhoneの背面に接着をする形で取り付けるバンカーリングは落下防止に役立ちます。
普段遣いでも落下を防げますが、寝る前に布団でスマホを見ているときに顔面に落下する事故も防げます。
バンカーリングは背面に付けるものなのでiPhoneを机に置いたときに不安定になることがあります。
また、背面に障害物があるため一部の商品を除いてワイヤレス充電に対応できなくなるのは大きなデメリットでしょう。
画面割れの修理方法
いくら自分で対策をしていても事故は起きるもの。万が一画面が割れてしまったら早めの修理やガラスの交換を行いましょう。
iPhoneの場合、画面が割れていても液晶は無事であるがために少し見づらいだけで普段通り正常に操作できる状態であることも多く、修理費用まで考えて「この程度であれば大丈夫」と、放置してしまう方も少なくありません。
画面のガラスが割れているのでタップをした際に割れたガラス破片の先で怪我をしてしまうこともあり非常に危険なためすぐに直すようにしましょう。
Apple正規サービスプロバイダで修理
Appleではメーカー対応にて修理を行っているためこちらで依頼することもできます。
また、保証サービスのAppleCare+に加入している場合には比較的安価で対応をしてくれるのでこちらに頼むと良いでしょう。
万が一AppleCare+加入をしていない場合には機種によって金額が変わりますが高いものだと7万円を超える費用がかかることもあるので公式ページを確認して決めるようにしましょう。
ちなみにiPhone同様、iPadやMacBookなどの不具合も修理してくれますので、画面が割れてしまったデバイスがあるのであればApple Storeに持ち込んでみると良いでしょう。
専門の修理業者へ依頼
iPhoneの修理を対応している修理業者であれば機種によりますがより安価で対応をしてくれることもあるので一度確認してみることをおすすめします。
しかし、安価な金額をウリにし、粗悪な修理を行う業者もいます。そのため、悪徳業者に依頼することがないようにしっかりと調べることが重要です。
iPhoneには写真やメールなど多くのデータが入っているので、普段からバックアップをしっかり取るとともに、安心できる業者に依頼するようにしましょう。
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